埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ（個別情報）

■ ID	1159
■ 種類	論文
■ タイトル	Apportionment of TEQs from four major dioxin sources in Japan on the basis of five indicative congeners
■ 著者	Kotaro Minomo　 埼玉県環境科学国際センター 　 Nobutoshi Ohtsuka　 埼玉県環境科学国際センター 　 Kiyoshi Nojiri　 埼玉県環境科学国際センター 　 Shigeo Hosono　 埼玉県環境科学国際センター 　 Kiyoshi Kawamura　 埼玉大学大学院
■ 出版元	Elsevier
■ 出版年	2010
■ 誌名・巻・号・年	Chemosphere, Vol.81, Issue 8, 985-991, 2010
■ 抄録・要旨	国内の環境中ダイオキシン類の主な汚染源は、燃焼、PCP製剤、CNP製剤、およびPCB製品の４種類であると考えられている。そこで、各汚染源のダイオキシン類データを解析し、TEQ(WHO-TEF 2006)と相関の高い異性体（指標異性体）を確認した。見出された指標異性体は、燃焼、PCP製剤、CNP製剤についてはそれぞれ2,3,4,7,8-PeCDF、1,2,3,4,6,7,8-HpCDD、1,2,3,7,8-PeCDDで、PCB製品についてはIUPAC No. #126-PeCBおよび#105-PeCBの２異性体であった。さらに、これら５つの指標異性体の濃度のみから、各汚染源によるTEQを得る推算式を導いた。推算式を国内の各種環境試料データに適用したところ、推算結果は妥当なものであった。本法は国内における主要汚染源データから導いたものなので、国内のあらゆる環境試料に適用できる。推算式を修正することで、国外の環境試料にも適用できるであろう。
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